「サンローラン」の来場者はエッフェル塔と共にギラギラ輝く
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「サンローラン(SAINT LAURENT)」のウィメンズのファッションショーは、4シーズン連続でパリのランドマークであるエッフェル塔を望むトロカデロ広場に建てられた巨大な特設会場で行われている。今季も夜8時にエッフェル塔がキラキラとライトアップする時間に合わせ、7時45分には会場に入るためのゲートを完全にクローズする体制。エッフェル塔のライトアップで建物のシルバーの外壁が鏡のように反射して幻想的に輝いた。
巨大な会場はキャパシティーも大きく、世界中からバイヤーやスタイリスト、プレス関係者からセレブリティー、ブランドの顧客まで数百人が集まった。フロントローには大御所モデルのケイト・モス(Kate Moss)をはじめ、女優のカトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)やシャルロット・ゲンズブール(Charlotte Gainsbourg)やブランドの広告にも登場した映画監督のヴィンセント・ギャロ(Vincent Gallo)ら常連客が並ぶ。また映画「くるみ割り人形と秘密の王国」で主人公のクララを演じた女優のマッケンジー・フォイ(Mackenzie Foy)ら新世代のセレブたちの姿もあった。会場内ではショー開始寸前までセレブの写真をおさえるため、カメラマンのフラッシュが光り続けていた。
「サンローラン」の女性来場者のドレスコードは、モノトーン、ミニ丈やスキニーシルエット、光沢感やスパンコールなどのギラギラの装飾が特徴的だ。特にビジュー付きの黒いボディコンドレスや、ワンピースのように着用したジャケットにデニール数の低いブラックタイツを合わせるスタイリングを多く見かけた。アクセサリーでは“YSL”のロゴが入ったバッグ“クラシック・モノグラム”が人気。日本からは双子インフルエンサーのAMIAYAも来場していた。